理事長のつぶやき
No2
NPO法人メンタルサポート葉山のモットーは、「違いを認めて共に生きる」
です。この言葉は、神奈川県立保健福祉大学の元学長の阿部志郎先生の講義の中
で学びました。ちょうどこのころ、私の小学校高学年の娘が学校から帰宅後こう
言いました。「お母さん、私はクラスにどうしても好きになれない子がいる。先
生は、みんな仲良くというけど」その時、私の頭には、阿部先生のこの言葉がよ
ぎりました。「人間は、だれでも相性がある。全員を好きになれなくてもいい。
でもその子もあなたと同じようにこの学校に来て、学ぶ権利がある。どうしたら
一緒に学んでいけるか考えなさい」今、思うと小学生の子供になんて難題を言った
のかと思います。阿部先生は、好き嫌いというレベルでおっしゃったのではないけ
れど当時の私は、子供にそう答えていました。
同じようなことが、トントン工房にも言えるのではないでしょうか?
一人ひとり障害も性格も違う方たちが、就労や社会生活の訓練として利用しています。
もちろん考え方、物事の価値観もまるで違います。どうしたらお互いを認めて共に生
きることができるでしょうか?
この一つのカギが「感情」の表し方、とらえ方だと思います。No1にも関連しますが
人間には、感情があります。一番厄介で大切なものがこの感情のとらえ方だと思います。
日本人は、どちらかというと自分の感情を抑えるように、出さないように小さいころから
学びます。しかし、生きていて一番自分の芯になるものが自分の感情だと思います。
この感情の表し方、とらえ方を学ぶ機会は少ないのではないでしょうか?
この自分と相手の感情の表し方、とらえ方が「共に生きる」かなめになると私は思います。
「感情は波と同じ。止められないけど乗る波は選べる」
これから、トントン工房のメンバーミーティングでは、自分の感情のとらえ方、そして
その上手な表し方をメンバーも職員も学んでいきたいと思います。
まずは20日のミーティングで詳しくお話いたします。皆様も、人との対応で困ったこと
難しいことなどお知らせください。それをもとに学んでいけたらと思います。
